1.24.2014

ブータン(パロ、ティンプー)


たびログ: ☆☆☆ 3.3

都市: パロ、ティンプー
期間: 2014年12月19日~21日
目的: 世界一幸せな国から幸せをお裾分けしてもらいに。
総括: 逆に、チベットや雲南の凄さを実感。。。











【1.事前準備・情報収集】

・ガイドブック
地球の歩き方は、なんと単独版が出てる。



ティンプー サンゲガンのルンタ





小さくて、最近までマイナーな国だったのに、
最近の取り上げられっぷりからかページ数が結構ある。これ1冊で十分。

地球の歩き方ブータンをGET。
地球の歩き方 ブータン



地方の小さめの街まで特集している親切な本だったが、
分厚くて重いため、行く予定のパロ、ティンプー、プナカ部分を残し
ちぎって捨て、軽くした上で持って行った。

後述のツアーを申し込む際に行先・旅程は出発前から決まっているので。


パロ市街 お坊さん






・現地事情
世界一幸せな国、そう聞いていた。
2011年だったかブータン国王夫妻が来日して、大層話題になったので、
そのおかげで日本で異常なほど人気が出た。

キーワードはGDH。
国内総生産の意のGDPならぬ、
Gross Domestic Hapiness国内総幸福量のこと。

現地でもこの言葉は広く知られており、
人々は誇らしげにGDHのことや国王のことを語ってくる。


パロ 孫の多幸を祈る




もちろんそのブータン熱の中でも認知していたのですが、
実際は、それより前から、多少マニアックな観点だが、
アマンがいっぱいある国として知っていました。

アマンとは、アジアいちの高級リゾートホテルグループ。
(誰が言ったか、どう一番かは人によると思うが)

アマンHP

※てか、アマンのHP、なんかどこかテキトーじゃない?笑
まぁ綺麗にHPつくらずとも、人が来るから良いのかも。



アマンプリとか、アマンなんとか、という名前で、
バリとかタイとかのビーチリゾートにあるので、
名前を耳にしたことのある人も多いと思う。

噂によると、1年前から予約が一杯で、
世界の大富豪がプライベートジェットやクルーザーで泊まりに来る、

らしい。

実際そういうこともあると思うが常ではなく、場所とシーズンによると思う。
自身は泊まったことないが、知り合いが泊まったけど、
実際は予約も全然取れるし、客層も一見、言うほどでも無いらしい。

話がそれたが、そのアマンが惚れ込み、
ビーチがない土地だが、これほど多くのホテルを作った国。
ビーチの美しさに劣らない美しい自然と、
さぞかしホスピタリティに溢れるスタッフと雰囲気があるのだろうと。


パロ郊外




なお、アマンはブータンにおいても、他のホテルと文字通り桁が違う。
ただでさえ高い公定料金に加え、桁違いの追加料金を払うはずもなく、
泊まらなかった。

もし、大金持ちだったり、年金や貯金をすべて使ったりして
決死の覚悟で行く人がいれば、
ブータン各地に点在するアマンを泊まり歩く旅という贅沢も、
考えても良いと思います。

「アマンに泊まるために、旅をする」
その価値があるホテルだと聞くし、
それこそ幸せな国での旅スタイルにふさわしいのかもしれません。



ティンプー郊外の朝日







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【2.ツアー手配・宿泊・航空券】

・ツアー手配
ご存知の通り、ブータンに行くには、必ず旅行会社を通さなければなりません。
個人でも団体でも。じゃないと、ビザが出ないから。
また、その旅行会社を通じて、旅程の確定とガイド&ドライバーの手配が必要です。

北朝鮮・チベットあたりを旅行する際と同様です。
要は、完全パッケージです。



パロ 市街




そして、現地でどの町に行ってどこ観光してどこに泊まるかって
事前に申請しているので、行動が丸裸です。
仕事的な表現で言うと「行動の見える化」です笑

どの旅行会社が良いかは、
1.一般的な観光か、2.トレックなど多少マニアックな旅行か
によって観点が違うと思いました。

1.なら、まず日本語対応している大手に頼んでおけば問題ないかと思います。

ブータン政府の公式ページに載っています。
ブータン政府観光局


ちなみに、値段はどこに頼んでもほぼ同じです。
後述の公定料金なので、当然といえばそうですが。


パロ 市街





ちょっと良いホテルに泊まるよう要望する際の追加料金も同じく各社同様。
各社は各々懇意にしているホテルがありますが、
それら以外でも全社的に値段は変わらず予約できます。

要するに、一般的な観光であれば、どこのでも良い、ということ。

僕は直近の別国への旅行でお世話になったということで、
日通ペリカントラベルネットにした。
日通ペリカントラベル ブータン店



結果、今回も手配の迅速さ柔軟さ的確さは申し分ない。
もちろん日本語対応、というより現地日本人スタッフが対応。
安定のクオリティ。

2.なら、それぞれの目的に特化したor強い、専門旅行会社に頼むのが良い。

でも、そういった会社は、必ずしも日本語対応しているとは限らないので、
時には英語で探して連絡を取り合うということが必要かも。






また、ブータンを旅行する際は、御存じ公定料金というものがあります。
国で決められた、旅行するのに必要な最低料金です。

一日当たり一人250USD前後(時期により変動したり、Fixだったりと流動的)
と決められています。

これには、ガイド代・ドライバー代・車代・宿代・三食の食事代・などなど
旅行する上での標準的な必要経費がほぼ全て含まれている形です。
そして、ある程度メジャーな場所だったら、自由に行けます。

要は、行き・食べ・飲み放題の値段です。
(遠方や特殊な場所に入ったり、ちょっと良いホテルに泊まったりするには
追加料金が必要)

ただ、到着が深夜になったりor出発が早朝だったりと、
仮にその日ちょっとだけ滞在するとかいう場合も
普通に1日分の料金がかかります。

でも、そんな事には目をつぶる。
総額で結構な額を払ってまでブータンを旅する本当のセレブや、
セレブを気取ったわれわれ庶民は、そんな小さいことは気にしては
いけないのです。




ティンプー サンゲガンのダルシン




留意点としては、手配された車が、4WDでありSUVであるかを確認する事。
ブータンは、山と谷の国であり、また道路が整備されていない所が多い。
移動する際に、普通のセダンとかバンとかだと、苦労します。





・宿
公定料金内の宿(スタンダードな現地基準で3つ星クラス)は、
正直あんまり良くないと思う。
TripAdvisorでの評価もイマイチだし、実際、立地・設備も微妙。

一泊50USD~くらいで追加料金を出すと、全然違います。
そういう追加料金ホテルは、伝統的なブータン様式のホテルが多く、
かつ快適に過ごせると思います。

せっかく民族色が濃い国に来たのに、
そういったホテルに泊まらないのもなんだかと。
朕は、TripAdvisorで値段の割に評価が高い、Trip Advisorナムゲイ・ヘリテージにした。



ナムゲイ・ヘリテージ ホテル内部 ぶーたにーず!





追加料金は1泊あたり70USD。
ブータン様式色濃く、市街地にもほど近く、
設備も最低限揃っている。


ナムゲイ・ヘリテージ 廊下の内装



ただ、部屋には小さいヒーターしかなく、暖房が弱い。
シャワーのお湯は、深夜でも早朝でも、問題なく熱湯が出る。
ヘアドライヤーは、フロントで無料で借りられる。

偶数の部屋は、南向きのため冬は暖かいが、
隣の民家の犬の鳴き声が、深夜までや、早朝から、うるさい。

ハイシーズンでなければ、空室があれば、
奇数の部屋に変えてもらったほうが良い。


ナムゲイヘリテージ 部屋はふつう



夕食はブータン料理ではないが、
朝に好きなブータン料理をフロントで注文すると、用意してくれた。
追加料金はかからない。

なお、宿泊客なら無料のスチームサウナは22:00まで。地下にある。
これがなかなか快適。(宿泊客が少ない場合のみ、かもしれないが)

スタッフのフレンドリーさも良い。
(宿泊客が少なかったからかもしれないが)

なお、1月は超オフシーズン。
宿泊客は、ホテル全体で、朕1人とバングラデシュからの3人組だけ。







・飛行機(往・復)
往復は、バンコク往復便が数多く、便利。
ほぼすべての便がインド各地を経由するので、インドから乗ることも出来るが
インドに行く方がめんどくさいので、バンコクから大人しく乗った方が無難。


バンコク バンヤン・ツリーのルーフトップ・バーに寄り道




シンガポールからの往復も日を選べばあります。


飛行機は、ブータン国営のDruk Airが一般的。でも、値段が高い。
バンコクとパロの往復で8万以上した。
往復ともインドのどこかの空港を経由して、計5時間程度。


飛行機乗る上での留意点は2つ。

1つ目は、上記何度も書いているが経由をするということ。

予約時には、行きはバンコクから直行便と書かれていたが、
なんのこっちゃない、おもっきり経由してました。

そんなの想定外だったので、空港に到着した際に
やけに早く着いたなとか、窓の外がやけにジャングル的な感じだなとか、
思って、だいぶ混乱しました。

ここはどこだ?ブータンか?
いや、にしては外の雰囲気が違うような気がするぞ、
もしかして経由した?いや書いて無かったよ。


ティンプー どこにでもある天井の曼荼羅



でも、もし降りて違ったら乗れないよね?
ココで降りなければ、どうなるんだ?バンコクに折り返したりしないよね?


でも、周りを見渡すと、半分以上の人が、
到着してベルト着用サインが消灯しているのに座ったまま。

普段なら、「お前そんなに急いでも、ドア開かないよ、まだ」ってくらい
サインが消える前に我先にと「カシャン」とシートベルトを外すのに。

そのまま座り続けて正解。
経由する場合、ブータンまで行く乗客は到着時に下りずに
機内で座って待っておくのです。

20分くらい待った後に、再び飛行機が動き出して
無事ブータンへ向けて飛び立ちました。





留意点2つ目は、窓側にすること。
ヒマラヤ付近を飛ぶフライトでは、もはや必須です。

厳密には行先と天気によるが、
窓の外に広がるヒマラヤの7000m超の山々は本当に雄大。

5000mの雲海をはるかに突き抜け、
飛行機とほぼ同じ目線でそびえ立つ巨人たちは、
古来から神として崇められてきとのも納得の威厳。


朕、行きはチョモ・ラリ(7,326m。ブータンの女神)、
帰りはカンチェン・ジュンガ(8,586m。世界第3位)が見えて、大興奮。



女神チョモ・ラリ(往路F席)




自身全然、全く、山には興味ないけど、でも興奮する。


予約時には座席指定できないので、チェックイン時に窓側を希望するのがマスト。
「らいと(orれふと)ういんどーしーとぷりーず」でOK

インドの東部経由の便なら、
基本ヒマラヤを西に見ながら飛ぶことになるので、
行きなら左側「A」席、帰りなら右側「F」席が良い。



銅メダル、カンチェン・ジュンガ(復路F席)




なお、ブータン行きの飛行機は、旅行会社に頼んでもよいですが、
自分でも取れます。

自分で取った上で、現地の滞在諸々だけ旅行会社に頼むのも可能。
自分でとる場合は、Druk AirのHPから。

手続きは特に難しいことはなく、他の航空会社でとるときと同じ。
カードは使えますが、確かVISAかMASTERのみでAMEXとか使えなかった。

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【3.入出国・ビザ】

・ビザ
ビザが要ります。
でも、前述のとおり、旅行を申し込むと、旅行会社が勝手に取ってくれます。
ビザ代も旅行代金に内含。


・入出国
問題なし。スムーズ。
30分も経たずに、空港外へ出れました。


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【4.国内移動手段】

都市間
主な公共交通機関として、飛行機、バス、タクシー。

でも、基本的に都市間移動ならガイドとドライバーがもれなく付いてくる
ので移動手段を考えなくても良いかな。


※でも、峠越えできないリスクも考慮して下さい。

特に冬期は、都市間移動の際には天候に留意すべき。
ブータンは、山と谷の国。
町は基本、谷の部分にあるので、都市間移動は基本的に、峠越え。

ツアー手配でも記載しましたが、旅行会社のツアー手配内容として
4WDのSUV車を手配しているかは確認しておいた方が良い。

それでも、寒かったら、峠が降雪or凍結していて、越えられない可能性があります。
寒さ以外にも、がけ崩れ・事故なんかで、峠が良くクローズしています。


ドチュラ峠 横転したまま放置されたトラック





チベットでも雲南でも、ヒマラヤ付近の旅は、峠越えできないのは良くある事です。

自分の車自体は大丈夫なんだけど、至る所でトラックとか軽自動車とかが
立ち往生していて、進めません。

朕は、2日目に日帰りでティンプーからプナカへ往復しようと思ったけど
往路で降雪・凍結していて大渋滞。



ドチュラ峠 降雪により大渋滞





早朝にティンプーを出たけど、
このままじゃ当日中にティンプーに帰ってこれない可能性があるということで、
峠の頂上まで行って、引き返してきました。
(日没後の都市間移動は禁止されています。市内なら夜間も行動自由。)

プナカ・ゾンは見れなかったけど、代わりに、後述の雪のドチュラ峠を見れたので、まぁOK。

そういった、降雪・凍結での立ち往生&大渋滞の時は、
周囲の車の乗客みんなで、雪かき&車押し。
そういった経験も、また貴重で良し。笑





市内
適当に観光を終え夕方以降にガイド・ドライバーと解散した後は、
自由に動けます。市内であれば、徒歩で全然回れる。
ティンプー市内も主要なところであれば30分も歩けばだいたい行ける。


ティンプー市内とタシチョ・ゾン


一人でぶらぶら歩いても、安全。
夜もたぶん全然安全。
治安は日本より良いという噂。


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【5.観光】

基本的に、旅行会社が提案してくれるので色々相談しながら決めれば良い。

しかも、イレギュラーでマイナーな見どころが、
あんまし無いので王道を行けば良いかな。

でも、正直なところ、観光名所など不要。
街中を普通にぶらぶら歩いているだけでも、かなり良いので。


パロ 早朝の街中、普段通りの風景







・タクツァン
観光スポットとして際立ったものがあまりないブータンにおいてやっぱり必見。
(批判しているわけではなく、そんなの無くとも普通の風景が見所満載)


タクツァンと、ビッグ マニ・コル




通称、タイガーズ・ネスト。虎のねぐら。
心配しなくとも、いわずとも間違いなく旅行会社がツアーに組み込むと思います。

でも、どこで見るか、どこまで登るかを、ちゃんと調べておくのが大事。

希望と持ち時間を考慮した上で調べて、旅行会社に伝えておきましょう。
ちゃんと調べないと、旅行会社と認識の齟齬が生まれやすい。

理解しておくべき地点は、山の上から、こんな感じ。

1.タクツァンを見下ろすビューポイント
2.タクツァン自体(僧院まで行く)
3.タクツァンを真横から見るビューポイント
4.カフェテリアがあるビューポイント
5.ベース(車が着くところ)
6.車からみるビューポイント

そうです、ビューポイントだらけです。
初めての人は、どこに行けば、目的の見たい光景が見れるか全く分かりません。

地球の歩き方には、僧院の由来とか手厚く書いているが、
そんなのはガイドが同行するのだから説明不要、肝心のソコが書かれていません。

旅行前に、旅行会社に聞いても、そこらへんは教えてくれない。
当たり前かのように話されるので困る。


実際、ぼくは旅行会社に
「僧院まで行かなくても良いから、ビューポイントから見たい」と言うと、
「時間も無いので、車でいけるビューポイント(6)にしましょう」と言われた。

行く前は、どこまで車で行けるのかとか、
ビューポイントがいっぱいあるって事なんて知らないので、
とりあえずテキトーに受け流していた。

現地で実際に行ってみると、パロ市街に近い場所で、
タクツァンが豆粒サイズで見える場所だった。


6は、よほど時間が余っている人か、
熱狂的なタクツァンファン(虎党とでも言っておこう)しか、行く意味はない。
なのでここで説明もしない。

当然、発狂して、「ちょっと待て、オレは近くから見たいんだ」とガイドにいうと、
ガイドに「どこまでいきたい?カフェテリア?」と聞かれた。

でも、今度は、カフェテリアが何なのか分からない。
「カフェテリアはビューポイントなのか?」と聞いても、「そうだ」と言われる。
「カフェテリアはレストハウス?」と聞くと「そうだ」と言われる。

地球の歩き方を見ると「レストハウスまで2時間、そこから僧院まで1.5時間」としか書かれていない。

よく写真で見るのは、3の、タクツァンを真横から撮ったものなので、
ぼくは「カフェテリア=レストハウス=タクツァンを真横から見るビューポイント」
だと思っていた。


とにかく、旅程を変更して行ってみると、カフェテリア(4)に小一時間で着いた。
そこはタクツァンまでまだだいぶ距離がある、山の中腹だった。



カフェテリアからのタクツァン



結局ここで心も折れて、引き返した。
ここは地球の歩き方が言うレストハウスなのか違うのか、
この先、どこまで何時間で行けるのかが全く不明だったので。

帰国後にちゃんと調べてはじめて、冒頭の1~6の全体像が掴めた。
所要時間は人により異なり混乱を招くので書かない。


でも、地球の歩き方の言うレストハウスがどこなのか、今でも分からない。
曖昧にも程がある。

自身1時間程でカフェテリアに着いたが、
所要時間からするにカフェテリアでは無さそう。
だが、かなり早いペースで登ったので、という可能性もある。


帰国後に調べたときに、参考になったページを勝手にリンクしておきます。
タクツァン僧院ガイド


地球の歩き方先生、写真付きのルートマップ作成を、お願いします。






・メモリアルチョルテン
他のチョルテンと違うのは、デカい、ということ。


メモリアル・チョルテンの周りをコルラ



チョルテンお腹いっぱいの人は、「へー、デカイね」で終わるかも。
建物的には、見所というほどではないでしょうか。朕もしかり。

でも、見所として挙げたのは、「祈る光景」が見れるから。

よく考えてみると、ティンプーで、
「マニコルを手に持って回しながらコルラをしている人たち」を、
手軽に見れるのは、ココだけかも。

他の寺院やマニング・スポット(マニの現在進行形。勝手に命名)で、
備え付けのマニコルを回しながらコルラをしている人たちは、よく見ますが。

コルラは、多くの人が朝夕に行うと思うので
(チベットでそうだったので、ここでも多分そう)、
朝か夕方に行くのが良いかと思います。

もちろん、コルラを邪魔しないように。
また、コルラしていなく観ていたり写真撮っていたりするだけとはいえ、
時計回り(右から左へ動く)を遵守する様に。

敷地内、入って左のマニ・コルがデカめで、個人的には好き。


メモリアル・チョルテンのマニ・コル








・タシチョゾン
見どころがあまり無いティンプーでの見所。改めて説明は不要。


タシチョ・ゾン 中庭



地球の歩き方には「内部写真禁止」など云々と書かれているが、
実際は、中に入ると中庭と、仏壇がある建物の内部、があって、
中庭は写真撮影可能。

他のゾンとか寺院も、基本おんなじ作り
(建物に入ると中庭があって、そこから仏壇等がある「内部」へ入る)
なので、同じルールなんかな。



タシチョ・ゾン 壁画(歓喜仏?)




なお、中庭に入って左は木がある辺りよりも先は、
立ち入ってはいけないらしい。(歩いていた職員に聞いた。でも適当かも)

デカイので見るのに時間かかると思いきや、
立ち入れるところも限定的なので、内部まで入ってじっくり見ても、
所要計1時間もあれば充分。



タシチョ・ゾン 地球のお坊さんの歩き方




他を色々回った「ついで」に行ける感じ。ついでだが、まぁ必見かな。
国王に会えなかったのが心残り。
(普通、絶対会えない)






・ドチュラ峠
地球の歩き方には、簡単にしか触れられていない場所。
タダの峠です。


ドチュラ峠 仏塔



でも、峠に100以上の仏塔が並び、
天気の良い日は、ヒマラヤの高峰が一望できる(らしい)場所は、
TripAdvisorで、1位の観光スポット。

確かに、良かった。オススメです。旅ログ点数も高し。

当日は雪が降り、仏塔が一面雪景色とコラボした。なかなかオツ。
(ただ、前述のとおり、降雪のせいで峠から下れず、
ティンプーからプナカに行けませんでしたが…)



ドチュラ峠 森






・サブジバザール
バザール自体はそんなに見どころない。
どこの国にもあるような、典型的なものなので。


ティンプー サブジ・バザール横の橋



個人的には、バザール横にある伝統様式の橋が良かった。
橋はブータン内ならどこにでもあるヤツだが、
市街にあり一番手軽に行けるので。

なお、バザールのトイレは2階にあります。
汚いですが。


ティンプー サブジ・バザール横の橋







・サンゲガン
最近は、すたれてるというのは、地球の歩き方情報。


サンゲガン 大量のルンタどダルシン



ティンプー市街の反対側の山に、デカい黄金ブッダが出来たから。
そっちに観光客を取られているという、諸行無常の昭和系スポット。

正直、展望自体は、そこまで絶景が見れるというわけではない。
が、なにより大量にはためくルンタどダルシンは見もの。
この量はティンプーいちなのでは。


サンゲガン ダルシン大量生産中




ティンプー市街から車で20分弱。
BBS(ブータン・ブロードバンド・スタジオ?)という
ブータンのテレビ局のテレビ塔(塔というほど高いのは無いけど)がある辺り。

地球の歩き方には、「展望台とあるが決まった場所は無い」云々と書かれている。

延々と上に続く道がありますが、上まで登る必要はなく、
車を止めた入口付近から街を見下ろせば充分。


仮に登ったとしても、ダルシン(五経旗。チベタンだとタルチョ)が途切れる辺まで。
展望台と言われているのはこの辺りまでかと。

でもその先にも上へと続く道があるので、
「上まで行けばもっと絶景が見られるのでは」とか思ってしまいますが、
山深いので全く見れません。


サンゲガンの上 こんな寺院とその仲間たち、そして吹雪




朕、チャレンジしてみたが、
道の最後、頂上付近に、中サイズの寺院とその仲間たち、
と言った建物があるのみ。その寺院も特に目新しいものではありません。

そこまで、かなり過酷な山道が30-40分続きます。
かなりシンドい思いをしてまで行く意味は正直、無かったです。




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【6.買い物】

・スーパーマーケット
ティンプーにデカめなのが2件。
時計台広場にあるタシ・スーパーマーケット。
あと、新BoB(ブータン銀行)の上のマイ・マート。

マイマートの方が綺麗。新しいので。
でもタシの方が便利、中心にあるので。

違いは、それだけ。
お土産目当てに行ったが、ブータン産のお菓子とか
全く売ってなかったので、何も買わなかった。



あと、ティンプーには、有名な?「エイト・イレブン」があります。
エイト・イレブンなのに、もちろん24時間ではなく

8-11時とかでもなく、朝9時から夜9時まで、のんきに営業中。

てか、ただの売店です。


ティンプー 良い子の味方、エイト・イレブン







・お土産
お土産は非常に苦労します。特にお菓子。
ブータン産のお菓子とか無いんです。ホントに。

後で探すと、2つだけ良さそうなものがあったので紹介。

まずは、カフェのオリジナル商品。
ティンプーのアンビエンス・カフェで売ってるらしいチョコレート。

参考HP

これは、良さそう。
買えなかったのがちょっとショック。



あとは、スナック。「TENGMAA(テンマ)」
上と同じHP

参考HP

これは、パロで探したけど、パロには無かった。
ティンプーにはあるんかもしれない。


朕、会社に持っていくお土産、結局買えずじまい。



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【7.食事・酒】

・食事
基本的に、公定料金に三食分のお金がふくまれているので、
無料で食べ放題。

地球の歩き方によると、
ホテルでの夕食はビュッフェ形式で出ることが多いらしいが、
閑散期(冬)の一人客だったため、1人前だけ作って持ってきてくれた。

タクツァンのカフェテリアもビュッフェ形式。
街中のレストランで昼食を食べる際も同様と思われる。

大量に出る。



・酒
酒は、意外と飲めるんですね。この国。
ビール、ワイン。。そこらへんの売店やスーパーに売ってます。
飲まず。最近世界の僻地でご当地酒を飲むのにも若干飽き気味。

お茶が良いね、この国は。
(とはいえ、コーヒーが普及してたり、紅茶だったりしましたが)

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【8.夜遊び】

・夜遊び・風俗
なかった。。。
幸せな国には、(男にとって)幸せな場所はあまりないのでしょうか?

クラブ(というか一昔前のディスコ?)みたいなものは
意外といっぱい、あります。

そこらに行けば、いわゆる「立ってる人」とかが居るのかもしれない。
不明。

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